平成26年10月に開業し、令和6年10月1日から11年目がスタートしました。
開業からお付き合いのある法人が10年目にして、純資産1.7億円、役員報酬150万円となりました。
私がこの仕事を始めたころ、中小企業はバブル崩壊後でしたので完全に疲弊し切っていました。だから、その当時は法人税の納付がある=(イコール)お金が無くなる=会社にとっては良いことではない、という間違った認識を持っていました。ゆえに何か赤字になると何かほっとした記憶がありました。
しかし、赤字は当たり前のことですが会社にとっては何も良いことではないのです。
新しい手は打てない。資金が足りないから新たな借り入れをしなくてはならない、でも借りられない。そうすると、役員報酬をはじめとする経費を削らなくてはならない。削ると売り上げは維持できない。悪循環なのです。
法人税が少ないことは決して良いことはない。そう、当たり前のように法人税を納め、会社のお金を残し、強い会社にしてあげなくてはならないと気付き、
『法人税を払える会社になってください』と強い気持ちでいえるようになったのは恥ずかしながら本当にここ数年ではないでしょうか。
○もちろん社長がしっかりと適正な報酬を取ります。
○効果のある節税はします。
そのうえで利益を計上し、法人税を納めること。そしてその生み出した利益を次の展開に生かしていくことこそが強い会社を作っていく。
そして、その結果として、次の世代へ事業承継するのか、一代限りと考えるなら役員退職金をもらい、会社をたたむのか。いずれにしても会社を強くした結果、選択肢が広がると考えます。
そう、そんな皆様を後ろからお支えするパートナーとなってお役に立ちたいと思い、今回、私は独立しました。ともに悩みを解決し前進しましょう。今、何ができるかを常に考え、社長になってよかった、この会社を経営してよかったと思ってもらう、そんなお手伝いができればと今、考える次第です。
~とスタートして、丸9年が経ちました。
ホームページのアドレスにはhr100-1とあります。これは「hr=ハッピーリタイア」「100=役員報酬100万円」「1=純資産1億円」という意味があります。
前述の考え方に賛同した経営者が、第7期目にして純資産1億円、役員報酬100万円を達成しました。まだまだその方はハッピーリタイアという年齢ではありませんが、そういう経営者をこれからも応援していきたいと思います。
「会計で会社を強くする」
●生年月日
昭和41年 8月 4日生
●出身
北海道上川郡当麻町
●資格等
税理士 社会保険労務士(札幌東支部所属 登録番号01090023号)
●学歴
昭和60年 3月 北海道立旭川東高校卒業
昭和60年 4月 埼玉大学教養学部 入学
平成元年 3月 埼玉大学教養学部 卒業 地理学コース
●職歴等
平成元年 4月 (株)住宅マネジメント入社 営業部に配属
平成 3年 3月 常盤薬品工業㈱ 入社 東京支店食品事業部に配属
平成 8年 1月 金坂会計事務所(後の税理士法人金坂会計事務所)に入社
平成13年 12月 税理士試験合格 (法人税法、所得税法、相続税法)
平成14年 3月 税理士登録
平成26年 9月 税理士法人金坂会計事務所退職
平成26年 9月 TKC全国会入会
平成26年 10月 坂本文彦税理士事務所開設
社会保険労務士さかもと事務所開設
令和 6年 12月 南区澄川六条4丁目2番1号澄川ビル2階に事務所移転
●TKC全国会所属 TKC北海道会 広報委員長 札幌東支部 副支部長
●日本税理士会連合会 公益活動対策部員
●北海道税理士会 公益活動対策部長
●札幌南法人会 豊平第3地区会 顧問税理士
●西岡商工振興会 副会長
●社会保険労務士